アカデミックコースからワイカト大学進学(2018年)

広島から世界へ発信するために、コミュニケーション学を学びたい

ハワイの真珠湾攻撃と広島の原爆。人生においてこの両方を経験した私の祖母の被爆体験。
これを幅広い視野で、日本のみならず世界へも伝承していきたい。これが私が留学を志した第一の理由です。 なぜ幅広い視野でなのか?日本に生まれ育った私は、つい日本を中心とした意見を持ってしまいがちです。    しかし祖母は、「戦争の時、日本は日本の感情、アメリカにはアメリカの感情があったように、物事は全てひとつの方向から判断してはいけない。」と常々話していました。海外を知ることで日本中心の偏った考えを防ぎ、正しく伝えていく事ができると思ったからです。

そして、どうしたら世界の人々をも惹き付ける視野の広い話し方が出来るのかと考えた時、海外でコミュニケーション学を学びたいと強く思いました。ここワイカト大学はそれを学ぶチャンスがありました!

そしてあえて独特なアクセントを持つ英語圏、ここニュージーランドで学ぶ事により、一つの固定概念にとらわれずその言語が持つ様々な背景や文化も知る事ができ、更に視野を広げられると考え、ニュージーランドに留学を決めました

親が子どもの学費を払うのは当然ではないことに気づかされた

ニュージーランドで成長したなと思うことは、NZ独特の言語 ・発音 ・文化を含む語学力の向上はもちろんの事ですが、私がこの留学生活で一番成長できたと感じる点は、精神面、特に親への感謝の気持ちです。

留学をする前は、親が教育費用を子の為に払うのは親の使命であり、普通の事だと思っていました。しかし、ニュージーランドに集まる多くの学生は、自分で学費を払っている人が多く、私の学費は親が払っていると彼らに伝えた時、驚かれた程でした。その事実を知って、親のお陰で勉強に集中できて、しかも海外で見聞を深める経験をさせてもらえている事に、深い感謝と喜びの気持ちを覚えました。

こうした家族の支援を無駄にしないよう、しっかり学びに対して積極的である事を心がけ、大学主催のイベントなどにも 臆せず挑戦しており、精神的に成長しつつあると実感しています。

自分から行動することで、世界が広がった

 大学に入って数ヶ月は、授業についていくのも精一杯で、ほぼ図書館とアパートの往復ばかりの勉強漬けの毎日でした。そして 時間を共に過ごす仲間も、日本人や アジア人に偏ってしまいがちでした。しかし、このままでは 『世界的な幅広い視野を持ちたい』という私の元来の目的が達成できないと思い、生活をガラリと変えてみました。

まず、大学主催のオリエンテーションやイベントに、自分一人でも 積極的に参加すると共に、大学で寮生活を始めました。すると コスタリカ、インド、アメリカ、フランス、ニュージーランド…等など世界各国からの友達の輪が一気に広がりました。自分自身が進んでチャレンジすることで、人の輪が広がり、そこでできた人間関係が違う所でも繋がり、新たな経験への機会を、そして世界を広げてくれました。今では、様々な国の仲間とご飯を食べながらお喋りを楽しんだり、ニュージーランドの大自然を満喫する旅行に出かけたりと、勉強以外にも充実した毎日を過ごしています。

 与えられた限りある留学という時間を無駄にしないよう、機会がくるのを待つだけではなく、自分から小さな勇気を出して行動する事を大切にしています。そして失敗を恐れない事。「自分から何もしないで後悔するより、失敗してから後悔する」をモットーに日々を送っています。

留学を考えている皆さんへ

 留学は決して楽しい事ばかりではありません。しかし、今 留学している私の周りには、苦しい事も楽しい事も含めてたくさんのチャンスが転がっています。それに気付いて拾い上げるか見逃すか、留学をただ楽しいだけで終わらすか、意味のあるものにするかは自分次第です。

誰もが最初の一歩を踏み出すのは不安で勇気がいることです。しかし、その一歩が新たな機会をよび、また次の機会をよぶことを想像してみてください。自分を成長させてくれる新たな機会の連鎖を、少しの勇気と共に、始めてみてはどうですか?