VOICE 留学体験談 団体留学プログラム

  • 4週間の留学にチャレンジしたきっかけを教えてください。
  • 大学に入学した当初から、自分の英語力を高めたいと思っていたため、海外留学に興味がありました。そして、入学式後の留学説明会にて学部独自のプログラムとしてワイカト大学への留学があることを知り、そこで先輩方が勉強だけでなく、ホストファミリーとの生活やアクティビティについてすごく楽しそうに語っているのを見て、あこがれを感じて応募しました。また、語学だけではなく、専門演習として日本とニュージーランドの政治・文化比較を学べることも魅力的でした。
  • 実際行ってみて、学校の授業はどんな内容でしたか?
  • 主に、通常授業と選択授業に分かれます。前者においては、最初の授業日にテストを行い、その成績を基にクラス分けを行います。(私は、中級者クラスだったかと思います)そのクラス内では、英語の「聞く・読む・書く・話す」の4つの技能をまんべんなく勉強します。中には、ゲームを用いた勉強もあって、非常に楽しく取り組めました。一番心に残っているのは、英語での模擬就職活動でした。自分で履歴書を英語で書いて二人一組になって、英語で模擬面接を行うといった感じです。自分の思ったことをなかなか英語で言えないというもどかしさを感じました。
     後者は、週に二回通常の授業後に行われる授業で、SpeakingやBusiness Englishなどのコースから一つ選択します。私は、IELTSコースを選択しました。ご存知の方も多いかと思いますが、これは英語の読む、書く、聞く、話すを総合的に判断する試験で、主要都市で毎週実施されています。(TOEFLと似た試験です)授業内では、IELTSの試験官を経験された先生が作成したオリジナル問題(これがまた難しい)をひたすら解き、回答を確認するといった流れです。時々、4人一組になってグループディスカッションをすることもありました。帰国後に同試験を受験する予定だったので、万全の対策をとることができました。
  • ワイカト大学のキャンパスで学んでいただきましたが環境としてはどうでしたか?
  • 学内は大変広く(大きな湖が一つと小さな池も二つくらいあったと思います)、私自身修了するまでどこに何があるか把握し切れていなかったのですが、よく利用した施設を数か所列挙させていただきます。
    カフェ(大学内にあるバス停の目の前にコンビニや銀行、カフェが入った施設があり、昼食時はよく友人とそこへ行って、お昼をとっていました。私は利用していませんでしたが、お寿司屋さんもあって、ニュージーランドならではのお寿司も味わえます。)
    図書館(図書館とパソコン室が一体となっているようなところでした。留学の後半には、パソコンを使うことが多かったので、授業後はよく利用させてもらいました。ちなみに、コピーは1枚20セントで、学生証にお金をチャージして使いました。)
    コンサートホール(修了式を行った場所です。コンサートホールの横にアートギャラリーも併設されており、ちょっとした美術館になっています。

  • ホストファミリーはどうでしたか?
  • 僕のホストファミリーは父・母・双子の息子(二人とも私と同い年)、そして、犬(3匹)・猫(1匹)・魚(たくさん)といういかにもにぎやかな家庭です。父と双子の兄は大工さんで朝早くからオークランドに仕事に行きます。母は、介護士で仕事の時間帯はバラバラでしたが、どんなに忙しいときでも必ずお弁当を用意してくれた優しい方です。双子の弟は看護師を目指して専門学校に通っていました。(私が留学した時期は、病院での実習中でした)
    そして、中国から来た別の留学生もいましたが、彼も勉強に忙しかったため、朝食はいつも一人で摂っていました。しかし、夕食時には家族みんなが揃っていたので、そこで今日の出来事等を話し合っていた感じです。その後、家族とテレビを見て団欒していました。ただ、朝が早いので、遅くとも10時ごろには部屋に入って寝ていました。
  • 1ヶ月の滞在でお小遣いはどれくらい必要ですか?物価は日本に比べてどうですか?
  • 物価は、日本に比べて高かったです。(100円均一で売られているようなランドリーネットが6ドルぐらいでした)お小遣いは、1ヶ月で7万円ほど使ったと思います。その半分程が土日のアクティビティ(大学主催)への参加に使いました。大学が主催する旅行に参加するのもいいですが、少々割高なので、自分たちでツアーを企画していくのもいいかと思います。

  • 休日はどのように過ごしていましたか?
  • 先述したように、大学が企画したアクティビティに参加したり、仲間たちと旅行を企画したり、ホストファミリーと海に行ったりと必ず外出していました。主に、心に残っている場所をいくつか列挙させていただきます。
    ロトルア(大学のツアーで行きました。マオリ族のダンスを見たり、動物園に行ったりと満喫しました。)
    ホビトン村(仲間と企画していった旅行で、実際に映画撮影が行われた場所を見学させてもらいました。そこだけ、別世界が広がっているようで、友人ともども映画の中に入り込んでいました。)
    ラグランビーチ(ホストファミリーとともに行きました。海の水はとても澄んでいて泳いでいて気持ちよかったです。また、ホストファミリーの犬と思いっきり戯れていました。すぐ近くにあるレストランのフィッシュ&チップスの味は今でも忘れられません。)
  • 現地で困ったことはありませんでしたか?
  • 強いて申し上げますと、バスの降り方だと思います。日本みたいに、「次は、〇〇~」というようなアナウンスはありません。目的地となるバス停が見えたら、ボタンを押して下車するという初心者にとっては難易度の高いものとなっています。最初のうちは、慣れないとは思いますが、道路名やスーパーといった目印を決めておくと大丈夫です。
  • 今後留学を考えている人にアドバイスをお願いします。
  • 私見になりますが、留学において重要な点は以下の三点にあると思います。
    一つ目は、「留学の先の目標を持つこと」です。私は、留学後にIELTSという英語の試験でよいスコアをとることを目標にしていったので、英語の学習やホストファミリーとの会話も積極的に行うことができました。このように、留学がゴールではなく、目標への通過点とすることで、更なるスキルアップが図れるのではないかと思います。
    二つ目は、「相手を尊重すること」です。ホストファミリーや大学の友人は宗教も違えば、考え方も異なります。例えば、授業前にイスラム教を信仰する友人が廊下で礼拝を始めたり、休日にホストファミリーとともに教会に行ったりと宗教の違いを感じることが多々あると思います。その際に、「こういった考え方もあるのか!」と理解していくことで、お互いの壁が崩壊し、コミュニケーションが取れやすくなります。また、ニュージーランドの方々は、私たち留学生を家族の一員と考えているので、積極的にお手伝いをすることを強くお勧めします。(私も、夕食後のお皿洗いを手伝っていました)
    三つ目は、「自分の意見をしっかり伝えること」です。これは、海外どこに行っても大事になってきます。日本でいうような「空気に合わせる」ということは絶対に通用しません。私自身、お弁当の量が多かったので、ホストマザーに「もう少し量を少なくして」とお願いして、調整してもらいました。このように、自分にとってきついことは遠慮せずに言っておくと、互いにコミュニケーションが図れ、信頼関係が生まれます。 以上のことを留意しながら、留学を思う存分楽しんでください。